殺虫剤汚染卵

ヨーロッパの国々で殺虫剤成分「フィプロニル」に汚染された卵が発見され
韓国でもいくつもの養鶏場が摘発、逮捕が相次いでいる。

ここでは、日本の卵や卵が使用された輸入品の安全性を調査していく。

また、こんな事態に陥った原因にも迫っていきます。

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汚染卵流通の経緯や原因

そもそもの発端はヨーロッパ最大とされる鶏卵国でもあるオランダ
で最初に発見されたことにある。

卵はかなりの人間が口にするもので
禁止成分である殺虫剤にも使われる成分「フィプロニル」が検出された。

禁止成分が扱われるなど普通はあってはならないが
当たり前の食材だからこそ、調査が緩くなってしまっていたのかもしれない。

オランダで発見されたことを皮切りに
近隣国であるベルギー、ドイツ、フランスでも同殺虫剤成分が検出され
汚染卵が広がっている。

これに伴い多くの養鶏農場が閉鎖され、多くの逮捕者が出ているとのことだ。

更に、汚染卵が見つかったオランダなどから
卵を輸入していた多数のヨーロッパの国々でも汚染卵が見つかっている。

普通であれば、ペット用のノミやダニの駆除するための殺虫剤に含まれる成分「フィプロニル」だが
鶏への使用は禁止されているにも関わらず使っていた模様。

鶏にはダニが付きやすいためこの禁止成分が含まれた殺虫剤を

「鶏のダニに良く効くから使っていた」

と韓国の汚染卵が見つかった養鶏農場の人間が話している。

耳を疑いたくなる発言だが
ヨーロッパで確認された汚染卵の成分も
韓国の汚染卵で確認された成分も同じことから

オランダなどの鶏卵国であっても
同じ成分「フィプロニル」を含む殺虫剤を使っていたことになる。

つまり汚染卵の原因は
「フィプロニル」という成分が入った殺虫剤
を使っていたことにある。

 

汚染卵の殺虫剤成分「フィプロニル」人体への影響

鶏への使用が禁止されているにも関わらず
禁止成分として指定されている「フィプロニル」を含む殺虫剤が使われたということで
卵が汚染卵となってしまっている訳だが

仮に汚染卵を摂取すると人間の体にはどのような影響が出るのか?

どんな症状や影響があるのかというと

大量に摂取した場合
肝臓、腎臓、甲状腺にダメージがもたらされる可能性
が指摘されている。

ラットの実験によれば殺虫剤成分である「フィプロニル」は
体内への蓄積は確認されていないとされているので

一気に汚染卵を大量に摂取する機会がない限り
人体への影響は考えにくい。

しかし、禁止成分入りの汚染卵であることから
口にしないに越したことはないだろう。

ラットの実験結果からも
おそらくだが長期に渡っての汚染卵の摂取によっては
影響がない可能性の方が高いと考えられる。

なぜ、長期の汚染卵の摂取などということを書くかというと

今までもこの殺虫剤成分である「フィプロニル」は
養鶏農場で普通に使われていた可能性が高い。

今になって調査で明らかになりました!
といった感じでニュースでは報道されているので

長期間養鶏農場の実態調査はされていなかったと推察される。

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日本の卵の安全性は?

報道では日本の卵についての調査は発表されていない
輸入卵は3.5%とされている。

汚染卵が見つかった韓国から日本は輸入していないので
韓国の輸入という意味では安全だが

その3.5%の輸入先や加工食品が問題である。

特にヨーロッパから輸入された卵と
卵を使った加工食品には注意が必要だ。

また、日本の卵も完全に安全が保証された訳ではないので
日本の養鶏農場にも抜き打ち調査が入る可能性がある。

日本では禁止されている殺虫剤が使われていないことを願うばかりだが
実態など調査してみないと分からないし

日本であっても無きにしもあらず、である。

何せ、ヨーロッパ最大の養鶏国オランダが使っているくらいですから(汗)

 

日本で注意すべき輸入品と輸入先

日本で注意すべき輸入品

これは日本に限らないが
甘いものには卵が使われている可能性が高い。

一応ハムやウインナーといった加工肉にも卵は使われるが
ごくごく少量なので気にするレベルではない。

体に影響がなくても気持ち悪いというのであれば
輸入先を確認して買うかどうか決めればいいかと思う。

卵の使用量が多いのはやはりお菓子類で
特にビスケットやクッキー、ドーナツやプリンは注意すべき加工食品と言える。

更に、輸入系の雑貨店には
かなりの種類のビスケットやクッキーが置かれているので
汚染卵を気にする方は輸入先に注意しましょう。

 

日本で注意すべき輸入先(国)

禁止されている殺虫剤成分「フィプロニル」が確認された
汚染卵が見つかった国が基本的に注意すべき輸入先となる。

まず最も注意すべきは養鶏農場で汚染卵が見つかっている国である。

■養鶏農場で汚染卵が見つかっている国
・オランダ
・ベルギー
・ドイツ
・フランス
・韓国

■上記の国から卵を輸入していた国
・イギリス
・アイルランド
・ルクセンブルク
・イタリア
・スイス
・スペイン
・スウェーデン
・ポーランド
・スロバキア
・ハンガリー
・ルーマニア
・オーストリア
・スロベニア
・レバノン
・香港

加工食品などを日本が輸入する可能性を考えれば一応注意が必要だろう。

特に、赤文字の国は殺虫剤成分「フィプロニル」が検出された
汚染卵が養鶏農場から見つかっている国です。

加工食品にも汚染卵が使われた可能性が高いので最も注意が必要です。

その他、卵を輸入していた国も確率は下がりますが
加工食品に汚染卵を使った疑いがあるので注意です。

もちろん、そうそう卵の大量摂取などないと思うので
人体に影響が出るケースはほとんどないと考えますが

神経質な方もおられると思うので加工食品の輸入先が
上記の国に当てはまらないかは見ておいても良いかもしれませんね。

 

汚染卵報道まとめ

・ヨーロッパの多数の国と韓国で汚染卵が流通していた
・ベルギー、フランス、ドイツ、韓国は養鶏農場で汚染卵が出ている
・殺虫剤成分「フィプロニル」は汚染卵の大量摂取で人体に影響が出る可能性あり
・気になる方は加工食品の輸入先にも注意