
ここでは、27時間テレビの(歴代)視聴率の調査と
2017年の視聴率の結果を書いていきます。
また、2017年の視聴率の結果によっては
2018年の27時間テレビが中止になるのでは?
といった疑問もあるので
そこら辺についても考えていきたいと思います。
項目
27時間テレビの歴代司会&視聴率
まず、27時間テレビの歴代の司会と
平均視聴率、瞬間最大視聴率をまとめてみましたのでどうぞ。
年 | 司会 | 平均視聴率 | 瞬間最高視聴率 |
---|---|---|---|
1987 | タモリ&明石家さんま | 19.9%(歴代1位) | 38.1%(歴代2位) |
1988 | タモリ&鶴瓶 | 14.0% | 32.5% |
1989 | タモリ&明石家さんま | 14.7% | 29.3% |
1990 | 須田哲夫&河野景子 | 11.7% | 33.6%(歴代3位) |
1991 | 桂文枝&八木亜希子&有賀さつき | 11.7% | 28.3% |
1992 | 北野武&逸見政孝 | 19.0%(歴代2位) | 38.3%(歴代1位) |
1993 | 北野武&逸見政孝 | 17.9%(歴代3位) | 33.4%(歴代同立4位) |
1994 | 北野武 | 13.8% | 29.9% |
1995 | 総合司会なし | 15.1%(歴代5位) | 32.0% |
1996 | 総合司会なし | 14.4% | 33.4%33.4%(歴代同立4位) |
1997 | ダウンタウン | 11.6% | 22.1%(ワースト5位) |
1998 | 中居正広 | 12.1% | 24.2% |
1999 | 中居正広 | 13.3% | 27.5% |
2000 | 中居正広 | 13.9% | 26.5% |
2001 | 総合司会なし | 11.4%(ワースト5位) | 27.5% |
2002 | みのもんた | 11.6% | 20.3%(ワースト3位) |
2003 | みのもんた | 10.3%(ワースト3位) | 不明 |
2004 | ナインティナイン&中居正広 | 16.9%(歴代4位) | 32.7% |
2005 | 鶴瓶 | 13.0% | 25.4% |
2006 | 中居正広 | 12.6% | 27.5% |
2007 | 香取慎吾 | 12.4% | 22.7% |
2008 | 明石家さんま | 13.8% | 26.7% |
2009 | 島田紳助 | 13.8% | 25.0% |
2010 | 島田紳助 | 12.6% | 23.7% |
2011 | ナインティナイン&中居正広 | 14.0% | 29.8% |
2012 | タモリ | 14.1% | 26.4% |
2013 | 女芸人イレブン | 9.8%(ワースト2位) | 20.8%(ワースト4位) |
2014 | SMAP | 13.1% | 23.8% |
2015 | ナインティナイン&中居正広 | 10.4%(ワースト4位) | 19.1%(ワースト2位) |
2016 | 総合司会なし | 7.7%(ワースト1位) | 16.9%(ワースト1位) |
2017 | 北野武&村上信五 |
見ていただければ分かりますが
ここ4年はワーストランカー視聴率がほぼ独占しています。
SMAPが司会を務めた2014年だけは
平均、最高視聴率共にワーストランカー入りを回避しています。
ここ数年の番組の企画内容は
そこまで代わり映えしないものと言っていいです。
また、視聴率の法則としては
平均視聴率を倍前後にしたものが瞬間最大視聴率になるってことですかね。
一時的に異常に瞬間最高視聴率が伸びた年もあるようですが
この法則はだいたい当てはまっているので
27時間テレビを視聴率で成功と言えるものにするには
平均視聴率を上げることが、瞬間最大視聴率を上げることにも繋がりますね。
それを考えると
やはり司会を誰が務めるのかは視聴率に大きく影響を与えるようです。
2017年の27時間テレビの視聴率
結果が出次第報告します
2018年の27時間テレビの中止の可能性は?
なぜここまで視聴率が低迷した?
これは時代もあると思いますが
個人的にはスマホの普及率と関係していると考えています。
スマホの普及率は
2012年に30%を超え
2013年には45%を上回り
2014年には60%に近い数値になっています。
2015年は60%を上回り
2016年には遂に70%以上の普及率になりました。
2014年、スマホ普及率が60%に迫り
SMAPが司会を務めたにも関わらず平均視聴率13.1%。
これは歴代でも低い部類に入ります。
そしてスマホ普及率が70%を上回った2016年
平均視聴率、瞬間最大視聴率、共にワースト1位です。
もはや誰が司会を務めようと視聴率を上げることは厳しい
とブログ管理人は考えています。
スマホ普及率が70%を超えた今
誰もがいつどこでも自分の好きなコンテンツを見ることができる時代。
ニュースを見る人、ゲームをする人、Youtubeや生放送を見る人。
コンテンツの多様化と共に、本当に自分の好きなコンテンツを選べる時代。
テレビというコンテンツは娯楽の少なかった時代にしてみれば
それはそれはみんながテレビの前に張り付きたくもなる唯一のコンテンツだったかもしれないが
テレビというコンテンツは人たちが選ぶコンテンツの中の一つに過ぎない時代になった。
テレビの中の芸能人より、Youtuberの一人の方が学生には人気があったりするように
テレビの中の人間の価値は、以前より低くなった
いや、テレビ以外のコンテンツに登場した新たな人間たちの価値が上がった
と言った方が良いのかもしれない。
今、テレビ業界は27時間テレビだけでなく
どの番組も視聴率に悩まされていることだろう。
今までテレビを見ていた若者や中年層が
Youtubeやニコニコ生放送を始めとした多くの生放送番組に
視聴層が流出しているという事実。
どこでもスマホ1台で見れるという手軽さ。
好きなものを好きな時に見る。
当たり前と言えば当たり前だが
数年前まではそれが当たり前ではなかったということですね。
情報といえばテレビ、映像コンテンツといえばテレビか映画館。
それが今、スマホという片手に収まってしまう小さな侵略者によって奪われようとしている。
2018年は27時間テレビの中止はある?
これは視聴率にもよりますが、あると考えています。
27時間テレビはお金がかかりすぎます。
それを考えるとスポンサーもそれなりのリターンがないことには
やる意味ないですからね。
そのリターンと言えばやはり視聴率ですね。
多くの人に見てもらえないことには広告(CM)も意味をなさないので
多額の投資は出来ません。
2016年に平均視聴率7.7%という
ダントツでワースト1位の結果を残してしまったことから
2017年に同じような結果が出てしまえば
27時間テレビは2018年は放送出来ない可能性が高くなります。
歴代の平均視聴率を見てもらえば分かりますが
14%近い数値はそれなりにあります。
7.7%って半分に近い数値ですから
それと比べて半分くらいの人間しか見てないってことですからね(汗)
スポンサーからすれば
投資額は変わらないのに広告を見る人が半分になるわけですから
費用対効果最悪ですよもう。
むしろ今年は最後のチャンスとまで
裏では言われている可能性すらありますね。
「今年同じような結果だったら来年はないからね?」
こんな感じでしょうか。
上で説明した通り、スポンサーだったら
2年連続で平均視聴率10%切ったら普通降りますよ。
テレビがなぜ視聴率にそこまでこだわるのか
それは資金提供しているスポンサーが降りると
番組が続けられないから、ですね。
ということで、2017年の放送で平均視聴率が10%切れば
2018年の27時間テレビは中止になる可能性がある。
というか濃厚、というのがブログ管理人の見解です。
27時間テレビの歴代司会&視聴率まとめ
・司会によって平均視聴率が左右される傾向にある
・瞬間最大視聴率は平均視聴率の約倍の数値になる
・スマホ普及率増加に伴い視聴率低迷
・2年連続で視聴率が10%を切れば2018年の27時間テレビは中止の可能性大