
NHKがネット同時配信を決定し、これを総務省が許可したことでNHKのネット同時配信はほぼ決定しました。実際には2020年4月から本格的にサービスを開始するようです。
ここで気になるのはやはりスマホやパソコンだけしか持ってないという世帯は受信料を払わなければいけないのか?ということだと思います。
やっぱりスマホやパソコンしか持ってないのに受信料の請求が来たら嫌ですよね。今回はそんなNHKのネット同時配信でスマホとパソコン勢に受信料が発生するのかどうか調査していきます。
項目
NHKネット同時配信でスマホやパソコンのみで受信料は発生する?
結論から言えば、スマホやパソコンを持っているだけでは(今の所)受信料は発生しない。
NHKの主張と定義づけによれば
放送法64条1項は、「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない」
そして、NHKよれば「ネット同時配信は放送ではない」と回答しているようです。
つまり、ネット同時配信は「放送ではない」ので受信設備には該当しないということです。ということで、スマホだけ持っている、パソコンのみ持っている、またはその両方でネット環境があったとしても受信設備には当たらないので、今の所はNHKはからスマホやPCを持っているだけで受信料を払えと言われることはなさそうです。
逆に受信料を払わなければいけない世帯は次の通りです。
・テレビを持っている
・テレビは持っていないがワンセグ機能付きスマホを持っている
・テレビは持っていないしスマホにも受信設備はないがPCに受信設備を備えている
つまりは、やはり放送と定義された受信設備を持っているかどうかが今の所は受信料を払うか否かの境界線になっています。
既に受信料を払っていれば、追加料金なし
現時点でNHKの放送受信設備を持っていて、NHKと既に契約している方はNHKのネット同時配信が追加料金で見れるようです。見る際に会員登録の様なものがあるらしいので、そこで契約者であるかどうかの登録情報の入力項目があると思われます。
まぁ、さすがに契約者なのに追加料金払わないといけないなんてことになればネット同時配信なんて見ないですよね(汗)ただ、テレビも持っていて大河ドラマもその他NHKをよく見てるって方はスマホでも見れるようになるのは結構便利かもしれませんね。
契約してない人がNHKネット同時配信を見るには
果たして、テレビも持ってなくて受信設備もない人がNHKのネット同時配信を契約して受信料を払う人がいるのかと聞かれるとかなり微妙な気がするのですが、ネット同時配信のみ契約して見ることも可能です。ちなみに金額は地上波契約と同じ1260円という月額受信料が検討されていたようだが、こちらは発表待ちです。
NHKネット同時配信はスマホやPC(パソコン)のみで受信料は発生するのかまとめ
・NHK「ネット同時配信は放送ではない」
・受信料が発生するのは放送を受信出来る受信設備を持っている世帯
・スマホやパソコンを持っているだけでは受信料は発生しない
・既に契約者の場合、追加料金はなし
・ネット同時配信のみの契約も出来る