キャノーラ油とサラダ油の違いを解説!健康で選ぶならどっち?

キャノーラ油もサラダ油も
家庭で良く利用される油ですよね。

どちらも同じ油で用途が似ています。

「買うならどちらを選べば良いの?」

と迷ってしまうこともあるかもしれません。


そこで、キャノーラ油とサラダ油の違いを
まとめました。

原料やカロリーなど詳しくまとめたので
ぜひ参考にしてください。

また、キャノーラ油が健康的だと
言われている理由や
2つの油の危険性なども説明します。

キャノーラ油もサラダ油も油なので
取りすぎには良くありません。

しかし、健康に良い面もあるので
上手く付き合っていけると良いですね。

 
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キャノーラ油とサラダ油の違いを解説

キャノーラ油とサラダ油は
原料に違いがあります。

ただし、サラダ油の一種がキャノーラ油とも言えます。

そのためキャノーラ油とサラダ油の
境界線ははっきり分かれてるとは言えません。

そこで、一般的に言われている
この2つの油の違いを説明します。


キャノーラ油とは

キャノーラ油は菜種油の一種です。

品種改良で菜種油から
キャノーラ品種を作りました。

そして、そのキャノーラ品種から
作ったのがキャノーラ油です。

キャノーラ油が作られたのはカナダですが
日本でもポピュラーな油です。

キャノーラ油の「キャノーラ」とは

菜種油はエルカ酸とグルコシノレートを含みます。

これらの成分は過剰摂取すると毒性がある
などのデメリットもあります。

そのため菜種油は品種改良されて
キャノーラ種を作ったのです。

つまり、菜種油=キャノーラ油ではなく
菜種油の中のキャノーラ油と言えます。

そしてキャノーラ油のキャノーラは、
カナダとオイルからできた言葉です。

ただし、カナダはCANADAですが
オイルはOilではなく、厳密にはolaです。

olaにはエルカ酸とグルコシノレートが
少ないという意味が込められています。

この2つを組み合わせてキャノーラ
(Canola)としています。

また、Canolaの「Ca」はカとも発音でき
カノーラ油とも言います。


キャノーラ油の特徴

キャノーラ油は風味が良くて
加熱に強い特性があります。

そのため、揚げ物や炒め物など
幅広く使える油です。

クセがないのでお菓子作りなどにも利用できます。

また、サラダやドレッシングなど
加熱しない料理にも利用できます。


キャノーラ油の原料とカロリー

キャノーラ油の原料は、すでに書いたように
キャノーラ種です。

日本で購入できる代表的な
キャノーラ油だと、カロリーは以下です。

■AJINOMOTO さらさらキャノーラ油
大さじ1杯(14g)126キロカロリー

■日清キャノーラ油
大さじ1杯(14g)126キロカロリー


2つの商品のキャノーラ油のカロリーは
大さじ1杯で126キロカロリーです。

キャノーラ油には「ヘルシー」や
「ライト」などが商品名につくものもあり
油を吸収しにくいなどの特性もあります。

しかし、カロリーだけに注目すると
大さじ1杯で126キロカロリーです。

 
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サラダ油とは

サラダ油の特徴

サラダ油は日本で誕生しました。

キャノーラ油でもお馴染みの
日清オイリオが開発したのです。

JASで決められた原料で作った油であり
2つの原料を組み合わせる場合もあります。


サラダ油の「サラダ」とは、サラダを
食べるための油という意味です。

大正14年に日清オイリオが日本で初めて
サラダ油を作りました。

当時の日本では、食用油と言ったら
揚げ物など加熱して使うものでした。

一方で西洋では食用油に塩や酢を混ぜ、
それをサラダにかけて食べていました。

いわゆるドレッシングです。

日清オイリオはそれを日本でも実現するため
サラダ油を作ったのです。

サラダ用の油だから「サラダ油」と
いう事ですね。


ちなみに、おせんべいの「サラダ味」とは
サラダ油を塗って塩などを振ったものです。

サラダ油は貴重品だったので「塩味」よりも
「サラダ味」にした方がネームバリューが
ありました。

サラダ油にあやかり
付けたネーミングです。


サラダ油の原料とカロリー

サラダ油の原料は菜種、大豆
とうもろこし、ひまわり、ごま、紅花
米、綿実のいずれか
です。

菜種が原料とあるのが分かりますよね。

菜種のキャノーラ種からできた
キャノーラ油はサラダ油の一種なのです。

サラダ油の中に菜種油があり
菜種油の中にキャノーラ油がある。

こんな風に言えます。

なんだかあいまいですよね。

そして、オリーブや椿油などは
サラダ油とは呼びません。

また、サラダ油は全て種子を
利用しています。


原料がたくさんある事から分かるように
サラダ油はどの原料かで特徴が変わります。

例えば、大豆が原料だと独特の匂いが残る
ひまわりは淡白な味でドレッシングに良し
綿実はまろやかで高価などです。

また、原料を組み合わせたものは
「調合サラダ油」と呼びます。


ではキャノーラ油と同じく、サラダ油も
代表的な商品のカロリーを見てみましょう。

■日清 サラダ油
大豆油となたね油が原料です。
大さじ1杯(14g)で126キロカロリー

■大豆油たっぷり味の素サラダ油
原材料は大豆油となたね油です。
大さじ1杯(14g)で126キロカロリー


サラダ油でもカロリーは商品で
変わらないのが分かりますよね。

また、キャノーラ油と同じカロリーです。


ちなみに、ひまわりが原料だと
大さじ1杯あたり128キロカロリーです。

また、紅花が原料でも
128キロカロリーでした。

油の種類は違うけどもカロリーは
ほとんど変わらないのが分かります。

 
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キャノーラ油の方がサラダ油より健康的と言われていた理由

キャノーラ油が話題になったのは
オレイン酸を多く含むから
です。

オレイン酸は悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

血中のコレステロールを正常に保ち
動脈硬化や心臓病などを防ぎやすくします。


また、オレイン酸は体の酸化を防ぎます。

脂肪は酸化すると活性酸素と結びつきます。

そして、がんや糖尿病などを引き起こす
引き金にもなるのです。

つまり、オレイン酸はこれらの
生活習慣病を防ぐ味方です。


さらにキャノーラ油は、なたね油よりも
ビタミンEを多く含みます。

ビタミンEも抗酸化作用があり
生活習慣病を防ぐのをサポートします。

また、キャノーラ油はエルカ酸と
グルコシノレートが少ない油です。

キャノーラ油はこういった健康効果から
サラダ油よりも健康的と言われていました。


キャノーラ油とサラダ油はトランス脂肪酸が危険

トランス脂肪酸とは脂質を構成する
脂肪酸の一種
です。

マーガリンやマヨネーズなどにも含まれています。

植物から作った油は独特の匂いがあるため
それを取り除くために脱臭をします。

その脱臭のために高温の熱をかけるので
トランス脂肪酸が生成されます。


トランス脂肪酸が危険と言われるのは
悪玉コレステロールを増やす
からです。

動脈硬化を促し、心疾患の可能性を
高めてしまうので危険です。

アメリカではトランス脂肪酸を成分に
表示するように義務があります。

これは、アメリカの食文化が
油っこいものが多いからです。

トランス脂肪酸を多く摂取しやすいため
表示義務があります。

日本では(2019年現在)トランス脂肪酸の表示義務はありません。


しかし、農林水産省では目安として
摂取量の目標を公表しています。

それによると総エネルギーの1%未満
1日2gがトランス脂肪酸の摂取が上限です。

紹介した日清サラダ油だと100gに1.5gの
トランス脂肪酸が含まれます。

大体の目安ですがからあげ1人前は150gです。

そして、からあげ10gにつき油は
0.2gの吸油量だとのデータがあります。

そこから考えると、からあげ1人前で3gの
油を摂取します。

油100gで1.5gのトランス脂肪酸ならば
からあげを一人前食べただけなら0.045gしか
トランス脂肪酸を摂取していません。

つまり、揚げ物を3食食べたとしても
上限には届きません。

ただし、吸油量は食材や揚げ方で大きく変わります。

なすの素揚げは10gも油を吸いますし
アジフライの吸油量は13gです。

そのため、油っこいものの食べ過ぎには
注意するのは言うまでもありませんよね。


農林水産省の摂取目安を見れば
あまり問題ないようにも見えてしまいますが

最近ではトランス脂肪酸が認知症に深く関わっていることや
その他の健康被害の温床になると分かってきました。

詳しくは関連記事にて書いていますので
興味があれば見て見て下さい。


キャノーラ油とサラダ油の違いを解説!健康で選ぶならまとめ

・キャノーラ油は菜種の一種であるキャノーラ種から作った油
・キャノーラ油とサラダ油はカロリーが一緒
・サラダ油はサラダのドレッシングのために開発された
・サラダ油の原料は様々
・サラダ油は冷やしても固まらない
・キャノーラ油はサラダ油よりもオレイン酸やビタミンEを含む
・トランス脂肪酸のが危険
・揚げ物は食べ過ぎ注意