マーガリンが危険で体に悪い理由はトランス脂肪酸の健康被害がヤバい

安くてバターの代用品としてマーガリンは人気ですよね。

パンに塗る、炒め物に利用するなど
使い方が様々です。

しかもバター入りマーガリンや
ヘルシータイプなど種類も豊富です。

そんな便利で安いマーガリンですが
実は危険
と言われています。

また、マーガリンは食べるプラスチックとも
言われています。

なんだかプラスチックと言われると
怖いですよね。

そこで、なぜマーガリンが危険と
言われているのかを詳しく解説します。


また、クッキー作りに利用される
ショートニングについても
解説していきます。

詳しく知っておけば、マーガリンはもう
怖くありません。

また、バターとの違いも解説してるので
上手くバターと併用していくと良いですよ。

 
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マーガリンとバターの違い

まずはバターとマーガリンの違いです。

見た目や用途は似ていますが
原料から全く違う2つです。

バターの特徴

バターの原料は牛乳です。

乳脂肪(牛乳の脂肪分)が80%以上
含まれるものをバターと呼びます。

バターは固形状で、冷凍すると
食感が悪くなります。

また値段はメグミルクの北海道バターを
参考にすると1gあたり7円です。

マーガリンの値段も後ほど書きますが
マーガリンよりもバターは値段が高めです。

そしてお菓子作りといったらマーガリンですよね。

牛乳からできているので
風味やコクがあります。

ちなみに、バターは紀元前4千年の
遺跡からも発掘されています。

古くから利用されていたのがバターです。


マーガリン

マーガリンの原料は油脂です。

どんな油脂でも80%以上含まれているものを
マーガリンと呼びます。

この油脂は、大豆脂やコーン油、菜種油
パーム油など植物性のものが多いです。

固形状のバターに比べ、マーガリンは
柔らかくてあっさりしています。

また、コクがあまりありません。

そのため、サンドイッチに塗るなどに
利用されます。

雪印マーガリン ネオソフトの値段を
参考にすると1gあたり1.1円です。

マーガリンは1gあたり7円なので
リーズナブルなのが分かりますよね。


ちなみに、マーガリンはナポレオンが
広めました。

軍と国民のために高価なバターの代わりに
何かないかと募集したところマーガリンが
発案されたそうです。

当時のマーガリンは牛脂に牛乳などを
加えたものでした。


バターは古来からあり、牛脂からできて高い
マーガリンは新参者で油脂からできて安い。

バターとマーガリンの違いをまとめると
上記のように言えます。

 
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マーガリンが食べるプラスチックと言われる理由

マーガリンが食べるプラスチックと言われる理由は
硬化した脂肪分子がプラスチックの構造に似てる
からです。

この硬化は、トランス脂肪酸の水素添加という化学的な
技術で脂肪分子が硬化されたものです。

そして、その様子を顕微鏡で見た科学者は
プラスチックに似てると思ったそうです。

そのため、この現象を『オイルのプラスチック化』と呼びました。

つまり、プラスチックを食べてる訳ではありません。

そもそもプラスチックの意味は、化学的に
作られていて熱したら変形するものです。

マーガリンは熱すれば溶け、冷やせば固まります。

だから一種のプラスチックと言えます。

チョコレートもバターも一緒ですよね。

食べるプラスチックと聞くと聞こえは
悪いのですが、そんな事ないのです。


しかし、マーガリンの分子構造には
中心にトランス脂肪酸があります。

このトランス脂肪酸が問題になり
マーガリンは危険
と言われています。

また、そもそもトランス脂肪酸は食品から
摂取する必要はないと考えられています。


マーガリンの成分とトランス脂肪酸の含有量は

では、マーガリンにどのぐらいの
トランス脂肪酸が含まれているかです。

とても気になるところですが
日本にはトランス脂肪酸の表示義務はありません。
(2019年現在)

なのでマーガリンの成分表を見ても
トランス脂肪酸が書いてない食品もあります。

しかし、消費者庁がトランス脂肪酸に
ついて情報公開を求めました。

トランス脂肪酸の悪い影響を消費者が
心配になったからです。

そのお陰か、トランス脂肪酸の配合量を
マーガリン生産企業が開示しています。

また、調査などによりトランス脂肪酸の
配合量は様々なデータがあります。

トランス脂肪酸の配合量で分かりやすいのがこちらの画像です。

平成18、19年のマーガリン100gあたりののトランス脂肪酸はだいたい8.7gです。

平成26年、27年ではマーガリン100gあたり0.99gと
かなり減っている
のが分かりますね。

そのため現在はトランス脂肪酸を意識して
トランス脂肪酸量が少ない製品にシフトしています。

「明治 コーンソフト 300g」の商品によると
マーガリン100gあたりのトランス脂肪酸の量は
1gということが分かりました。

やはり、平成18年度の値からすると
1/8以下の量まで減っていることが分かりますね。

明治の商品についてはこちらのサイトで他の商品も
トランス脂肪酸の量が書かれています。

ちなみに雪印メグミルクの「ネオソフト」では
100gあたり0.8gということで

多少の差はありますが、マーガリンのトランス脂肪酸量は
危険視され始めてからかなり減っていることが分かりますね。


そして、トランス脂肪酸の摂取量について
農林水産省はこんな風に言っています。

トランス脂肪酸の摂取量を、総エネルギー摂取量の1%に相当する量よりも少なくするよう勧告をしています。日本人が1日にとるエネルギー量の平均は約1,900 kcalであり、この1%に相当するトランス脂肪酸の量は約2グラムです。

食パン1枚に塗るマーガリン量は10gほどとして

現在では100gあたり1g程の
トランス脂肪酸が使われているとすると

10gのマーガリンの中には0.01gの
トランス脂肪酸が含まれていると言えます。

食パン数枚食べてもこれは大丈夫そうですね。


農林水産省の危険視する量を無理やり満たすなら

スーパーで売られている
200g~300g入りのマーガリンの中身の
ほとんどの量を1回の食事で摂らないといけない

ということになります。


「じゃあ、マーガリン食べても大丈夫だよね?」

ということになりそうではありますが
ブログ管理人としては、そうでもないと思っています。

1回に食べる量が少なくても
やはり塵積だと思うんですよね。

実際、近年では
トランス脂肪酸が引き起こす健康被害が分かってきました。

次の項目やブログの別記事でも
詳しく解説しているので、是非参考にしてみて下さい。

 
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マーガリンのトランス脂肪酸が体に与える影響と健康被害

ではなぜトランス脂肪酸がそんなに
悪者なのかです。

マーガリンは水素添加をして作ります。

水素を加えた油を与えられたラットは
寿命が短くなったとの実験結果があります。

これは、トランス脂肪酸が
悪玉コレステロールを増やす
からです。

悪玉コレステロールが血中で増えると
血管の壁に入り込みます。

そしてコブを血管で作るため動脈硬化を
引き起こします。


悪玉コレステロールは喫煙や悪い食習慣
ストレスなどでも増えます。

もし思いあたる事があるなら
トランス脂肪酸を積極的に減らしましょう。

トランス脂肪酸の危険性については
マウスでの研究で分かった認知症被害など
こちらの詳しく書いていますので合わせて読んで頂ければ


コンビニなどのお菓子の「ショートニング」も要注意

マーガリンだけでなくショートニングにも
トランス脂肪酸は含まれています。

ショートニングとはマーガリンから
水分などを抜いたものです。

クリーム状で、お菓子作りに利用されます。

コンビニなどで売られているパンや
クッキーにはほとんど利用されています。

ここで、もう一度この画像を見てみましょう。

ショートニングはトランス脂肪酸が
含まれる量がマーガリンよりも多いです。

平成18、19年の調査では
マーガリン更に多い数値を出していました。

ただ、見て分かる通り
平成26、27年ではマーガリンとほぼ数値は同じで
100gあたり1gと気にならない量にはなっています。

ただ、マーガリンと同じく塵積で
更に、ショートニングはコンビニやスーパーで
売られているお菓子に使われていないものの方が少ないです。

つまり、お菓子が好きで毎日食べている
なんて方は毎日ショートニングを口にしていることになります。

ということは、悪玉コレステロールの増加や
動脈硬化や認知症になってしまう可能性もあります。

本当に気をつけた方がいいですねこれは。

詳しくはこちらの記事でも解説しています。


マーガリンの今後、トランス脂肪酸はなくなる?

WHO(世界保健機関)ではトランス脂肪酸に
ついて目標を掲げています。

食品から取るトランス脂肪酸の量を
少なくするのです。

これは、生活習慣病を防ぐためです。

WHOは食品から取るトランス脂肪酸を
摂取エネルギーの1%以下に
しようというのです。

そして、トランス脂肪酸量を商品に
表記するのが義務の国があります。

また、部分水素油の使用を制限する国もあります。

日本はトランス脂肪酸の表示義務はなく
制限もありません。

これは、日本が他の国々に比べて
脂質が少ない食生活をしているからです。

しかし、生活習慣病は日本でも
問題になっています。

そして、現在はトランス脂肪酸の量が
少ないマーガリンも日本にあります。

世界的なトランス脂肪酸へのアプローチから
今後はトランス脂肪酸入りマーガリンは
更に減っていくと考えられます。


マーガリンが危険で体に悪い理由はトランス脂肪酸の健康被害まとめ

・バターは牛乳から、マーガリンは油から作られる
・バターを食べる=プラスチックを食べるではない
・バターとプラスチックは分子構造が似てるだけ
・マーガリンのトランス脂肪酸で今後体に影響が出る可能性はある
・トランス脂肪酸は動脈硬化の原因になる
・市販のパンやクッキーお菓子類はほぼショートニングが使われている
・世界的にはトランス脂肪酸を減らす傾向
・今後、トランス脂肪酸低減マーガリンの開発が更に進む