【プロ野球】特例2021とは?内容とルールや対象選手を解説【NPB】

【プロ野球】特例2021とは?内容とルールや対象選手を解説【NPB】 スポーツ

特例2021という言葉がネットニュースに流れ、「特例2021とは?」と思った方も多いかと思います。

プロ野球界(NPB)は2020年から新型コロナウィルス対策を含め、業界に大きなルール変更を強いられました。2021年もそのルールを更新した上で継続されており、新型コロナウィルス感染者が出た場合は選手を入れ替えたりすることが可能となっています。

そんな新ルールである特例2021年がどんなルールになっていて、新型コロナウィルスに感染した際の対象選手がどうなるのか?など解説していきます。

 
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特例2021とは?昨年特例2020との違いや変更点

昨年から新型コロナウィルスにより始まったプロ野球の特例2020と特例2021について、プロ野球界に追加されたルールとその内容、特例2020と特例2021の違いや変更点を解説していきます。

特例2020から変更点のないものも多いですが、従来のルールに戻るものも多いです。

昨年は新型コロナウィルスが本来ならプロ野球開幕といった時期と重なり、プロ野球だけではなくいろんな業界で行事のストップがかかったりしましたね。当然プロ野球業界にも影響があって時期が時期なこともあり開幕が遅れたことは記憶に新しいです。

ということで、特例2020、特例2021の解説をしていきます。

 
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2021年のプロ野球の試合数と交流戦について

なぜ試合数の話をするかと言うと、上記でも解説してきた通り、昨年は開幕が遅れたことにより、特例2020により試合数が120試合となった。当然2021がどうなるのかという話だが

今年2021年は五輪が開催予定ではあるが、従来通りセ・リーグの試合日程の公式発表を見ると143試合制となっています。

また、特例2020により昨年は交流戦とオールスターゲームも中止となっていたが、今年2020年は交流戦も108試合を予定しているし、オールスターゲームもあるそうです。

ということで、特例2020と特例2021の大きな違いはここ辺りですね。昨年は新型コロナウィルスがどんなものか把握出来ていない部分が多かったため、開幕が遅れ、試合数や交流戦も制限されましたが、2021年は大丈夫そうです。

 
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2021年のプロ野球のクライマックスシリーズと日本シリーズの日程について

昨年の特例2020の内容では、クライマックスシリーズがパ・リーグのみでした。日本シリーズも行われましたが、セ・リーグは成績で優勝したチームとクライマックスシリーズで勝ち上がったパ・リーグ優勝チームが日本シリーズで試合をするといったルールが実施されました。

今年2021年はそんなことはなく日程も以下のように発表されています。

■2021年のクライマックスシリーズ・日本シリーズの日程
10/30(土) セパ・CSファーストS
10/31(日) セパ・CSファーストS
11/01(月) セパ・CSファーストS
11/02(火) (予備日)
11/03(水) セパ・CSファイナルS
11/04(木) セパ・CSファイナルS
11/05(金) セパ・CSファイナルS
11/06(土) セパ・CSファイナルS
11/07(日) セパ・CSファイナルS
11/08(月) セパ・CSファイナルS
11/09(火) (予備日)
11/10(水) (予備日)
11/11(木)
11/12(金)
11/13(土)日本シリーズ パ本拠地球場
11/14(日)日本シリーズ パ本拠地球場
11/15(月)
11/16(火)日本シリーズ セ本拠地球場
11/17(水)日本シリーズ セ本拠地球場
11/18(木)日本シリーズ セ本拠地球場
11/19(金)
11/20(土)日本シリーズ パ本拠地球場
11/21(日)日本シリーズ パ本拠地球場

 
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2021年のプロ野球の延長戦はなしと発表

昨年の特例2020では延長は10回までと一応延長戦があったものの、今年のプロ野球の特例2021では延長戦を行わないことを発表しています。

最後まで決着を見たいといったプロ野球ファンにはちょっと寂しい感じもしますが、これも致し方なしという感じではありますね。昨年よりさらに引き分けが多くなると思われますね。

これより下はまり変更がないルールになります。

 

特例2021の1軍登録人数

2020より前までのルールでは1軍の登録人数が29人でベンチが25人でしたが、特例2020から登録人数が29人から31人となり、ベンチも25人から26人に増えました。

ちなみに特例20221でもこの内容が適応されており、ルールに変更はありません。

 

特例2021の外国人選手枠

特例2020では外国人選手枠が最大5人に拡大されました。ちなみに、投手5人や野手5人といった分配は出来ない。最低でも投手4:野手1または投手1:野手4といったルールがあります。また、一度適応した分配に対して変更をすることが出来ないといったルールだった。

ですが、特例2021では最初に投手4:野手1として外国人選手を登録しても、途中で投手3:野手2のように変更が出来るようになった。

 
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登録抹消の対象選手と入れ替え選手について

特例2020にから新型コロナ感染の疑いがある場合などで選手の登録抹消が行えるといったルールが出来た。実際に何度も選手の陽性によって選手の入れ替えが行われている。クラスターが発生した際に登録抹消と選手の入れ替えが出来ないと試合すら出来なくなるため、これはやむを得ないルール内容だと言えますね。

なので、新型コロナウィルスの疑いがある選手は濃厚接触が疑われる場合に登録抹消の対象選手となります。登録抹消が適応されても、陰性であった場合は10日を待たずに再登録が出来るようになっています。

ちなみに特例2021でも同じルールが適応されています。

 

2021年のプロ野球の勝率第1位投手賞の選出方法

昨年2020年は新型コロナウィルスにより開幕が遅れたこともあり試合数が120と制限されたこともあって、シーズン10勝以上を挙げた投手のうち、勝率が最も高い投手というルールになっていました。

今年2021年は143試合制と従来どおりになっていますが、選出方法が従来規定まで戻るかは明言されていない(と思われるので)分からない。従来通りにルールが戻るのであれば、シーズン13勝以上を挙げた投手のうち、勝率が最も高い投手ということにはなります。

 

2021年のプロ野球のFA資格取得関連

昨年の特例2020では、こちらも開幕が遅れ試合数が120試合となったため、FA資格取得に必要な登録日数を1.3倍に加算するといったルールが適応された。

FAは決められた期間1軍登録されないと資格が得られないといったプロ野球のルールで、まぁ活躍した選手がすぐに特定の球団から抜けられないといった縛りを課したルールです。昨年は試合日数が減ったので1.3倍の期間をFA資格取得の日数に加算しますよといったことですね。

特例2021については試合日数が従来通りの143試合になったことから、普通に考えればルールも元通りになるものと思われる。

 
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2021年のプロ野球の戦力外通告の通告期間について

昨年は特例2020で、開幕が遅れたこともあってか2020年戦力外通告は11月2日~日本シリーズ終了日の翌日の期間と1期間のみに指定されました。

従来であれば

第1次通告:10月1日からクライマックスシリーズ開幕前日まで[注 1]。
第2次通告:クライマックスシリーズ全日程終了翌日からSMBC日本シリーズ終了翌日まで。ただし日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで

といった様に、2回の戦力外通告を出すことが出来るルールになっています。こちらのルールも2021年は従来のルールに戻るものと思われます。

 

2021年のプロ野球のポスティングについて

日本のプロ野球ではFA権を持たない選手もメジャー移籍したい場合は球団と相談してOKが出れば、海外球団から譲渡金を受け取るといった形で移籍が可能にするルールがあります。そのポスティング期間が特例2020では11月8日~12月12日となっていた訳ですが、こちらもおそらく開幕が遅れたことと関係していそうなので、2021年には元に戻るのではないかと思われます。

以上が特例2020の概要と特例2021の違いや変更点でした。

 

特例2021とは?内容とルールや対象選手を解説まとめ

・特例2020では開幕が遅れ試合数が120に、2021では従来通りに
・特例2020の内容では、クライマックスシリーズがパ・リーグのみに
・特例2020から延長10回まで、特例2021では延長なしに
・特例2020から登録人数が29人から31人となり、ベンチも25人から26人に
・特例2020から外国人選手枠が1枠拡大
・特例2020では試合日数が減ったため勝率第1位投手賞の選出方法に変更があった
・特例2020では戦力外通告期間が1回になった
・特例2020ではポスティング期間が変更された

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