北海道(札幌)の大規模停電と断水やガスの復旧再開はいつ

北海道で明け方に震度6強の
大き揺れが観測され、地震災害による
大規模な停電が発生しています。

外では信号機や街灯の電気も消えてしまう
そういった事態になっています。

現在、公式発表では停電に関しては

「復旧の目処はたっていない」

とのことです。

余震がある可能性と
信号機などが消えていることから
警察は出来る限りの外出をしないよう呼びかけています。

震度6強はかなり強い部類に入る地震ですので
当該地域の方、心配ですね。

「災害時、停電したら復旧再開はいつ?」

そう思う方も多いと思います。

過去の大規模災害時の停電を含むガスや断水
といったライフラインの復旧再開に
どれくらい時間がかかったか
調べていきます。

 
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北海道(札幌)の大規模停電と断水やガスの復旧再開はいつ?

大規模災害時のライフライン復旧再開までの目処や目安

北海道では震度6強といった大きな揺れが観測されましたが
今回同様に地震等で停電やガス断水といった大規模災害時の
ライフライン再開復旧までの目処を見ていきましょう。

東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨
などを参考にしていきます。



■東日本大震災の停電から再開復旧までの時間

【停電】
2011年3月11日に地震による停電が発生。
7割程度が2日程度で再開復旧し
長く停電が続いた地域は1週間。

【水道】
3月15日に断水し
10日程で7、8割が改善。
最大で2週間強かかっている。

【ガス】
3月19日にガスが止まり
6日間ではほとんど改善が見られない。

その後2週間で6割程が改善し
最大約4週間かかっている。



■熊本地震の停電から再開復旧までの時間

【停電】
2016年4月16日に地震による停電が発生。
7割程度が2日で再開復旧し
長く続いた地域は1週間。

【水道】
4月18日に断水が発生。
3日でに8、9割が復旧。

その後ゆるやかに断水が改善するが
最大で3週間程かかっている。

【ガス】
4月16日にガスが止まり
4日ではほとんど改善していない。

2週間弱でに8割が改善
30日にはほとんどが改善されている。



■西日本豪雨の停電から再開復旧までの時間

【停電】
2018年7月4日に停電が発生。(豪雨被害がひどくなったのは8日)
2日でほとんどの地域で停電から再開復旧しましたが

7月8日に更に豪雨被害により停電
こちらも2日で9割の地域が停電から再開復旧し
長い地域では一週間かかりました。

【水道】
7月8日に多くの地域で断水。
1週間強で5割程度が改善。
10日間で9割程度が改善
最大で3週間程かかっている。

【ガス】
7月8日にガスが止まる。
翌日には9割が改善、最大1週間程かっている。



これらの3つの災害を見る限り

電気 > 水道 > ガス

と改善の優先順位があるように思う。

電気は多くの地域で2日で改善、最大1週間。
水道は3日~10日で多くの地域が改善、最大3週間。
ガスは5日~最大5週間。

 
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北海道のライフライン復旧再開はいつ?

過去の災害のデータを見る限りは
電気が一番優先度が高く、多くの地域は2日で改善する可能性が高いです。
遅い地域は1週間かかります。

この停電の復旧再開が地域によってタイムラグがあるのは
多くの人が住んでいるかで優先度が変わるからだと考えられます。

当然、多くの人が電気を使っている札幌市内などの停電は
優先度が高くなるため早い段階、1日2日で復旧再開する可能性が高いです。

逆に人があまり住んでいない地域は
復旧再開が遅れる可能性があります。
(停電の場合は最大1周間程)

ただ、電柱が倒れるなど
電力供給が物理的に絶たれているケースは
まずその設備の再建設や修繕が必要になるので

当該地域は再開復旧が遅れる可能性が高くなりますね。



今回、北海道では震度6強ということですが
上記の例では熊本地震が一番近いかもしれませんね。

ただ、今までの震度6レベルの地震では
水道やガスはほとんど被害がないケースも多いため
その被害の具合で復旧再開にかかる時間は変わってくると思われます。

仮に水道ガスと両方が止まっている場合は

水道の方が優先度が高く
3日以内に多くの地域が復旧再開、長引けば一週間程かかると思われます。

ガスは止まっている世帯の規模によりますが
5日から2週間程で再開復旧出来ると思われます。


北海道大規模停電の復旧再開、遅れる可能性について

今回の北海道地震(最大震度6強)ですが
公式発表では停電に関して

「復旧の目処はたっていない」

と回答している訳ですが

厚真町の苫東厚真発電所に大きな被害が出たとされている。

主力の火力発電所ひとつが被害を受け
連鎖的に他の火力発電所が止まったという経緯がある。

現在、水力発電を起動させて電力供給の復旧再開を試みている。



今回の北海道の大規模停電ですが
この苫東厚真発電所の被害が
復旧再開に大きく左右してくる可能性がある。

主力の火力発電所ひとつに大きな被害が出たという報道もあり
厚真町の苫東厚真発電所は使い物にならない可能性が高いです。

主力の火力発電所ひとつの電力を水力発電でまかなえるのか?

ここがどうなるか分からないです。



水力発電は基本ダムなどの貯蓄した水を
高い所から低い所へと流す力を電気エネルギーに変換する
最も発電効率の良いとされる発電システムです。

デメリットとしては流す水がないと発電出来ないということですね。

ダムから水を流せば、その分ダムの水がなくなる訳で
このダムの水の量でどこまで北海道の電力が
まかなえるのかが焦点になってきそうです。

水力発電はこういう緊急時用のものだと思うのですが

水は流せばいつかはなくなってしまうので

大きな被害が出た火力発電所ひとつの電力をいつまでカバー出来るのか?

といったことも問題となりそうです。

地震によって電柱が倒れたり
そもそも電力供給が物理的に絶たれたといったケースは
復旧再開に時間がかかるのは目に見えて分かるのですが
(当該地域は再開復旧に時間がかかる可能性あり)

こういった電力を発電する施設そのものが被災すると
大きな電力不足に陥るはずなので
場合によっては上記の大災害時より停電の再開復旧が遅れる可能性があります。


北海道(札幌)の大規模停電と断水やガスの復旧再開まとめ

・札幌市内を含む多くの地域で停電
・停電は2日以内に多くの地域で復旧再開、最大1週間
・3日以内にほとんどの地域が復旧再開
・5日から2週間程で再開復旧