全米テニスオープンを制覇したことで
更に注目が集まっている大阪なおみですが
大阪なおみの両親は母親が日本人で
父親がアメリカ人のハーフで二重国籍ということは
割と有名な話ですね。
ただ、二重国籍となると東京五輪(2020年東京オリンピック)の出場は
日本代表になるのでしょうか?
それとも
アメリカ代表となってしまうのでしょうか?
今まで日本人として応援してきた大阪なおみが
東京五輪でアメリカ代表なんてことになればショックですよね。
二重国籍は日本代表としても
アメリカ代表としてもオリンピックに出る権利があります。
なので、大阪なおみがどちらの代表として出場するのか
解説していきたいと思います。
大阪なおみは二重国籍
冒頭でも解説しましたが
大阪なおみは二重国籍です。
日本語は絶賛成長中の彼女ですが
実は3歳までは日本の大阪に住んでいました。
(名字が大阪なのとは無関係)
その後アメリカニューヨークに渡っています。
大阪に住んでいたというエピソードから
大阪なおみって芸名なのかと思う方もいるかもですが
本名なんですよね。
ちなみに、北海道根室に祖父がおり
大阪鉄夫さんという方で
母である大阪環(たまき)さんのルーツが
北海道の祖父の名字にあることで証明出来ますね。
父はレオナルド・フランソワさんという方でアメリカ人です。
大阪なおみの褐色の肌は
父親のDNAを色濃く継承した証ですね。
ちなみに、家族にはプロテニスプレイヤーの姉がいます。
詳しくは別記事で書いています。
[nlink url=”https://newslabo.info/osakakokuseki/”]
大阪なおみは東京五輪で日本代表?アメリカ代表?
大阪なおみが二重国籍ということで
実際のところ東京五輪の出場はどちらになるのでしょうか。
結論から言えば
二重国籍だとどちらの代表にもなれます。
日本人として大阪なおみを応援していた方は
アメリカ代表で出場なんてことになれば
結構ショックですよね。
「大阪なおみを応援したいのにアメリカ代表だしなぁ・・・」
なんてことになりかねません。
では、実際の所
大阪なおみがアメリカ代表になる可能性はあるのでしょうか?
調べてみたところ
2020年東京五輪で大阪なおみはアメリカ代表では出場出来ない
ということが分かりました。
二重国籍だともちろんどちらかの国の代表として
オリンピックに出場する権利があるのですが
オリンピックの規則によれば
どちらかの国もしくは地域の代表となっている場合は、別の国や地域の代表になることはできない
(オリンピック憲章規則41)
というものがあるらしく
大阪なおみは2017年2月に出場した
国別対抗戦フェド杯にて日本代表として出場しています。
つまりは、一度どちらかの国での代表として出場すると
もう一方の国の代表としては出られなくなる、という規則です。
例外として国籍を変えた場合は
代表として出場した試合から3年経てばもうひとつの
国籍の代表としても出場することは可能です。
ただ、2017年2月時点ではまだアメリカ代表として
出場する可能性も残されていましたが
大坂なおみは2018年のフェド杯に
日本代表として選出されましたので
すでにアメリカ代表となる可能性は絶たれました。
ということで
大坂なおみは東京五輪は日本代表で出場することになります。
ただ、大坂なおみは
元からアメリカ代表として出場する考えはなかったと思います。
日本代表選手として東京五輪でプレーをするのが夢
過去に大坂なおみはこう語っているので
元から日本代表としてオリンピックに出たいと思いが強かったようです。
二重国籍と知って心配になった方もいるかもしれませんが
大坂なおみの本心も日本にあるということで
規則上すでにアメリカ代表にはなれませんが
心配はいらなかったかもしれませんね。
大坂なおみは二重国籍だけど東京五輪は日本代表まとめ
・大阪なおみは二重国籍
・母親が日本人、父親がアメリカ人
・五輪はどちらの代表にもなれる
・日本代表としてフェド杯に出場しており五輪も日本代表確定
・東京五輪で日本代表になるのが夢だった
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